立春の頃
大寒も過ぎて、まもなく立春だ。この頃が一番寒いらしい。東京では昨晩の雪で道路が凍ったためスリップ事故が多発したと、朝のニュースで報じていた。
立春といえば、去年11月の「生野コリアタウン共生まつり」で「済州立春タルノリ」を観た。済州島から来た済州ハン文化ネットワークの人たちが演じていた。
プログラムをみると、「1910年代まで立春の頃に合わせ、島内のムダン(巫女 済州島では神房(シンバン))のウドゥモリ(長)を選らぶために行なわれた。ムダンの長は、踊りと師説で信頼を集める存在でなければならなかった。仮面劇が全国に発達した中にあって、済州島固有の伝統民衆劇」だと書かれていた。
当初「鳳山タルチュム」の予定だったが、生野には済州島出身のコリアンが多いことからグループの意向で急遽変更されたらしい。http://www.ikuno-koreatown.com/
ユニークな仮面と踊り、済州島のサトゥリ(方言)に、ハルマン(おばあさん)たちから笑い声があがっていた。二世の私らにも、雰囲気的にわかる。
公園の中ではハルバン(おじいさん)たちが一杯やりながら、「昔、チェジュにおった時は、あんなんは観たことはなかったで」「あんな仮面とかは見たことないな」「それは知らんだけや」などと言いあってた。そういえば、チャンギ(将棋)を見ながら、やいやい横ヤリをいれてくる大人たちの雰囲気を思い出した。
朝鮮市場、いまではコリアタウンという、その中にある小さな公園。済州島から来た若い人たちが歌い、踊り、その故郷・済州島をあとにして60年以上にもなる人たちがそれを観る。ピチピチした若い笑顔と、年輪のごとく深くきざまれた老人たちの顔のしわ。あまりにも対照的な中に、長いながーい時間がよこたわっていたのを感じた。
陽が傾く頃、韓流ファンでごったがえす中を帰りながら、そんなことを思った。共生まつりは、まだまだ盛況で、別のステージからはK-POPのLIVEが聞こえていた。
大掃除
そろそろ、松の内も過ぎてしまう時期ですが
皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いたします。
年末は寒い日が続きましたが、お正月は少し暖かかったですね。
時期は少し戻りますが、仕事納めの翌日の12月29日
主人と娘には主人の実家へいってもらって、
1人ぽっちで、ただひたすら我が家の大掃除をしていました。
ちいさな家…だと思っていたのですが
いざ掃除を始めると、「こんなにも?!」と思うほどのゴミ。
実は2月に引っ越しを予定していて、この機会に整理してしまおうと思ったのです。
「断捨離(だんしゃり)」をご存じでしょうか?
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる (wikipediaより)
とにかく、いらないものは捨てる!私は基本的に、物に対する執着はナイのです。
なので、「離」はもともとできている。
どんなに大事にしていても、壊れたら捨てる or 新しいものを買う
結婚式で式場が用意してくれた「結婚証明書」も
「かさばる」という理由で捨てて(立派な表装だったもんで…)
主人と私の両親から大ヒンシュクを受けました。
「断」も引っ越しを控えている今、食糧など生活必需品以外は購入していません。
引っ越しを少しでもスムーズに!と、せっせと「捨」を続ける私。
「あと、2kg痩せたら入る服 or お腹をへこませたら入る服」も
娘の、若干首回りが伸びてしまった「泥んこ遊び用の服」も
主人のお気に入りだろうと思われるサッカーの雑誌もヤンキーが主人公の少年マンガも、
すべて「捨」!
あぁ…
スッキリした。実にゴミ袋8つ!!
こんなに要らないものがあったなんて…
その後は拭き掃除、掃除機がけ、水周り・お風呂掃除で終了!
A.M.8:30から始めてP.M.10:00に終わりました。
ところが、帰ってきた主人が言った一言。
「今より広いトコに引っ越すのに…
こんなに物なかったら、がらーーんってするんちゃう?」
確かに…。
引っ越し後、結局は
家族3人、リビングの一か所で集まってるいるのかも。。。
師走
今年も早いもので、KBSの営業日も残すところあと3日になりました。
本年度の目標として、「出来るだけ持ち弁」を掲げてたのですが、毎晩多めにご飯を作り、その余った物を弁当に詰め、
作った後に写真におさめるのが日課となってたのですが、気付けば一年分のご飯フォルダがパンクしそうなぐらい溢れかえってました(笑)
2011年の目標は自分では合格点かな!?来年も継続して頑張っていきたいと思います。
なお、KBSの年末年始の営業につきましては、
12月28日(水)仕事納め
12月29日(木)〜1月4日(水)休業
1月5日(木)仕事始め/午前営業となります。今年一年ご愛顧を賜りまして大変感謝申し上げます。
2011年 KBS忘年会
2011年度 KBS忘年会が12月16日(金)に開催されました。
飲んで話して楽しい時間でした。
幹事はたぶん私だったと思います、
何もしなくて申し訳ありません。
マッチを知らない子供たち
先日ラジオを聴きいていたら、「マッチを知らない子供たち」の話をしていました。“へぇー、そうか、今の子供たちはマッチを知らないんだ”と、時代の移り変わりをしみじみと感じてしまった。確かにマッチって見たこともない子供もいても当然かもしれません。だって家にマッチが無いですもんね。見たことも無ければ当然使い方など知らないわけで、学校で理科の時間にマッチの使い方を教えると、子供たちは怖がるそうです。
私が働きだしたころは、会社の仕事でもお店のオープン時にDMと一緒にマッチのデザインもしたことがありました。そういう仕事もなくなってしまいましたからね…。
考えてみると会社での仕事も、以前に比べればまったく違いますよね。制作で使っていたデザインや版下の道具は今は使うことなく、そんな名前も知らない道具があったということすら今の若い人たちは知らず、そして私もやがて忘れてしまう日が来るのでしょうね。
アンデルセンの「マッチ売りの少女」なんていう童話がありましたが、そういうのもいつしか消えてしまうのでしょうかね…。
手話を世界共通語に
わが社は、勝山通りに面してあるため、ときどき看板を見て、一見のお客様も入って来られる。たいていは韓国語翻訳が多い。しかし英語やスペイン語、中国語、タイ語などもある。その日はトルコ語の証明書を日本語に翻訳してほしいというものだった。しかも聴覚障害の方だ。注文の時は健常者の方がいっしょに来られたが、納品の時は、夫婦だけで来られた。
みると夫がトルコ人で妻は日本人らしい。ふたりはしきりに手話で話している。出来上がった翻訳を見て、非常な喜びようだ。ふたりの表情と手話の様子をみて、こちらまでうれしくなった。自転車で二人乗りして帰るのを見送りながら、ほのぼのとしてやりがいを感じた。
ふと何語で話しているのだろうと思った。たぶん、夫はトルコ語で、妻は日本語で、しかしふたりは手話を通して、不自由なく会話している。そうか、手話って共通語になりうる言語なんだ。もし、小学校のときから、世界中で、授業があれば、基本的な会話は習得できる。小さい時覚えたものは身に付くし、忘れない。むしろ英語教育より、覚えやすいく、使える範囲も広いし、実用的ではないか。手話も国によってかなり違うらしいが、それを、障害者だけでなく健常者も含めた共通語として生かすことは出来ないか。
その日は、すごい思いつきやなあと、ひとり興奮していました。皆さんはどう思いますか。
日中交流パーティー参加
昨日の夜、私は心斎橋にある北京料理の店で行われた中国語を勉強している日本人と中国人との交流パーティー(食事会)に参加しました。店の雰囲気はとても中国式です。広くて中国より派手そうでした。私は日本で初めてこんな中華料理店に行きました。料理は全部本場の味でした。北京料理の店だから北京ダックを食べました。私は久しぶりに食べました。関西全域から来ていた35人ぐらいが集まりました。ほとんど二、三十代の人でした。その中、日本人のほうが多かったです。多くは中国に留学した経験があり、中国語がぺらぺらです。写真の中で見れるように、3つのテーブルに分けられて食事しました。残念ながら、私は写真を撮っていたため写真に入らなかったのです。あの一番前の空いてる席は私の席でした。最後にみんなテーブルを越えて移動していっぱい交流しました。みんな一緒に食べながら中国語でわいわいで楽しく喋っていました。日本人同士の間でも中国語で喋っていましたよ。とても面白かったです。とても賑やかで楽しかったです。
私は基本的に毎週日曜日の午後なんばにある日中交流のサロンに参加しています。去年いろいろ忙しくて一年ぐらい行きませんでしたが、今年の夏からもう一度参加し始めました。今回の盛大なパーティーもこのサロンのメンバーに誘われて参加したのです。近年、中国に留学して、中国語を上手に喋れる若い日本人が増えています。とても感心しました。中国語を教えた経験がある私として、日中交流に熱心な私として、このような活動があって参加するのはとても楽しいです。このような民間の一人ひとりによる活発な日中友好交流ができてとてもうれしいです。
囲碁
月に1~2度、囲碁を習っています。学生時代に友人におそわって以来のことで、まだまだ入門者ですけど結構おもしろいです。
たて、よこ19の目に黒と白の石が交互におきあい、陣地が多いほうが勝つのです。先生との対戦は、ひと回り小さい13路盤でしますが、先に黒石を何目か置いてアドバンテージをもらう置碁(おきご)でします。
序盤はなんとかいけると思っていても、しだいに戦いになり、ここは自分の陣地と思ってたところも、いつのまにか包囲されてたりするんです。石の活死(いきしに)と繋がりが、まだまだなんですね。
でも時には、最後まで堅くかたく打って、なんとか勝ったりするのでやめられません(いや、たまには勝たせてもらっているのかなぁ)。
駄目、布石、捨て石、定石など、数多くの囲碁用語は日本語の慣用句としても定着しています。「将棋はするけど、碁はしたことないなぁ」という人が多いですが、一度ためしてみてはどうでしょうか。