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怖い翻訳

Posted by : 呂咏鴻.

最近、中国のインスタントメッセンジャーアプリであるwechat(中国版ライン)公式アカウントで一つの文章が発表されました。リンクは以下です。興味があれば開いてご覧くださいね。写真が多いです。

http://mp.weixin.qq.com/s/IuxOIhAsCevciSSBAm9Gng

タイトルはちょっと長いですが、「日本のあるレストランの作った中文メニューは中国人客が見たら怖がすぎて食べたくなくなって逃げてしまった」という意味です。見てみれば、私も涙が止まらないほど爆笑しました。この文章の最初は、「日本へ旅行する中国人がますます多くなっていいます。たくさんの日本のレストランは中文メニューを用意していますが、一部分の店は直接「Google Translate」などの翻訳を使用した結果、笑い転げるほどおかしい中国語訳で、オーダーする勇気がなくなりました。」、と述べています。それ以下は全部写真およびユーモアで皮肉なコメントです。

次は、リンクの中の数例を挙げて説明させていただきます。

文章の最初に挙げられていた例は、大阪市の黒門市場の例です。

▲天とじ丼→天堂碗翻转。わけがわかりません。たぶん天は天堂かな、他はどういうつながりがよくわかりません。Google翻訳で確認してみたところ、確かにそう出てきました。OMG!天堂碗翻转、無理矢理に直訳すると、意味は、天国の椀は覆します。何なんですか。 この看板にあるほかもいろいろ変な翻訳がありますね。月見は名月を鑑賞するという意味で訳されてます。山かけとか、(訳語の意味は「山の芋、誇るべきだ」)、どう考えてもなかなかその訳語と日本語のつながりが解明できませんでした。

▲これは東京にある店だそうです。日本語原文はないですが、中国語を見れば、「豚肉大腸がん」です。がん(癌)!わけがりわからないです。食べる勇気があるのか?OMG!

▲スパム焼き→烤垃圾。スパムという単語、インターネットで直接自動翻訳で調べたら、迷惑メールという意味合い出てきます。「迷惑メール」は中国語で「垃圾邮件」です。「垃圾」はゴミという意味です。「~焼き」は「烤~」で間違いないですが、そのままつなげて最後の「メール」という意味の「邮件」を省略して以上の訳に作られました。「烤垃圾」は「ゴミ焼き」という意味になってしまったのです。OMG。このWeChat文章の作者は「質問、燃えるゴミか燃えないゴミか?」ってコメントしています。(爆笑)

▲ホルモン炒め→把激素烧掉。これも近年ヤフーニュースで変な翻訳の例として取り上げられ報道されたことがあります。中国語の「激素」とは「ホルモン剤」または「性ホルモン」の「ホルモン」を意味しているのです。確かに「ホルモン」という単語は最初来日したばかりの外国人留学生にとってよく誤解する異文化と面白い単語です。そして、「烧掉」という動詞について、なぜ「掉」に訳されたのか、どうしても連想できませんでした。「掉」は中国語文法の補助動詞として「~てしまう」の意味に相当します。何回か見てみたら、ようやくなんとなくわかったのです。日本語は「炒め」です。「炒める」の語尾「る」なくなったので、たぶん翻訳は命令形として認識されてしまったのですからね。さすがに機械翻訳の処理ですね。さらに、動詞「炒め」→「烧」の訳し方もおかしいです。このメニューに載っている中国語「把激素烧掉」は、直訳すると、「ホルモン(分泌される化学物質)を燃やしてしまえ!」です。(爆笑)

▲ジャンボ豚串→伟大猪肉串。ジャンボを「伟大」に訳されたのか。「伟大」は「偉大」の簡体字で日本語と同じ意味です。文章の作者も、もしかしてこれを食べたら光栄だと思えるの?とコメントしています。(笑)

▲うずら玉子→鶉雞蛋。直接辞書を開くと、うずら→鶉、玉子→雞蛋。問題は「玉子」という単語です。「玉子」は普通、鶏の卵を指すことが多いですが、具体的にどんな動物かを言う場合、その動物の卵を指します。鶉雞蛋?ってうずらと鶏の交雑なのでしょうか?(笑)怖いですね。

他にもいろいろありますね。以上は日本人に対して訳しやすく説明しやすい数例でした。これらは明らかに人間の頭脳による翻訳ではなかったのです。機械翻訳はダメだっとは言っても、このようなクオリティの例は本当に笑われすぎてヤバイですよ。料理の翻訳は特に難しいし、そして、今、日本料理は中国で結構流行っているようで、たくさんの定番料理や食材名は決まっている中国語の言い方、更に従来と違って新しい訳し方も馴染まれて定着しているようです。本当に機械翻訳はおススメできません。

このWeChat公式アカウント文章の文末に、「店主、これぐらいのコストはやっぱりかけるべきだよ。」とまとめています。KBSの高社長が2017年社内報『ナルゲ』の文章で、人工知能や機械翻訳が急速に発展していますが、「今後翻訳の分野においても人間の仕事が機会に取って代わっていくのか。答えは『否』である。」、と論じています。確かにその通りだと思っています。

 

 

 

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