絵を描くこと
芸術大学を卒業して、15年近くが過ぎようとしています。
今では「絵を描く」という動作は
すっかりP.C.での作業を指すようになりました。
その昔は、絵の具で画用紙に描いてたんですけどね
「絵が上手くなりたい」なんて、よく聞きます。
ちょっと、素敵な風景を残しておきたいとか
挨拶のハガキに少し彩(いろどり)を添えたいから、など
理由は様々ですが、普段絵を描かない方にとって
「絵を描く」という動作は、なんだかとても特別なことと
認識されているのではないかな?と思うのです。
そもそも、「絵が上手い」ってどういうことでしょう。
写真のように実物そっくりなことでしょうか?
鮮やかな色がたくさん使われていることですか?
厳密に言うと「上手い絵」というのは人それぞれですよね。
結局はその人の好みに左右されるものだと思います。
ちょっとはみ出してたり、何を描いてあるのかわからない。
けど、なんだか見てたら元気がでる。
そういった絵の方が壁にかかっていると嬉しくなりませんか?
ここで、簡単に自分の気に入る絵を描く方法を紹介します。
まず、額を用意するのです。始めは小さな額が良いでしょう。
そして色鉛筆でも、ボールペンでもマジックペンでも、良いので
とにかく、色のたくさんある筆記用具を用意してください。
そして、画用紙に自分の1番好きな色で丸を描いてください。
丸は中まで塗りつぶすように。
そして、その下に今描いた丸に合うと思った色で丸を描いてください。
そうやって、どんどん丸を縦に横に増やしていけば
自然と自分の好きな色ばかりが描かれた1枚の絵になるのです。
それを額に入れて壁に飾る。
額に入れると、結構立派に見えるものですよ
毎日見てるうちに、どんどんお気に入りになれば良し、
あそこの色がちょっとなーと思えば、また描き直しても良し。
季節ごとに暖かい色、涼しい色と変えてもいいかもしれませんね。
モチーフを写実的に描かなくても、お気入りの1枚は描けるのです。
もっと大胆なことを言えば、上手くない絵ほど味があるのです
私には描けないと思わずに、まずはやってみましょう!
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