友人
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数年前のことである。
田舎の伯母からの電話で
「友達のK名さんという人から電話があったか?」ということ。
懐かしい友の名前である。
どうしたの?と聞きただすと、
どうも近々大阪のほうに来る用事があるとのこと。
その時にぜひ、会いたいということで、
伯母の家に電話があったのだ。
しかし、電話番号がわからなかったものだから、
私の田舎の住所はわかっていたので電話帳で調べ、
「突然で大変申し訳ないですが、
旧姓、H川高子さんのお身内のH川さんのお宅でしょうか?」
と、電話があったそうだ。
私の以前の住まいのときは、年賀状のやり取りをしていたのだが
今の住所になってからは、なぜか音信不通状態となっていたため
電話番号がわからなかったのであろう。
伯母は
「本人はとても元気です。喜ぶと思うので
ぜひ電話してあげて下さい。」と言ってくれたらしく、
田舎のことだから三回目の電話で通じた、との事であった。
数日後、友と旧歌舞伎座で
なんと31年ぶりの再会となりました。
懐かしいのと、これほどまでに私のことを尋ねて
会うチャンスを作ってくれた友に感謝感謝!
いつまでも友達を大切にと思うとともに、
大事にしていかなくては、と思いました。
Date : 2011年02月04日 11時16分 | Comments : 1つのコメント
よかったね。無性に若いころの友人に会いたくなるときがあるね。
そして会ったら、「まあ、H 川さん、ちっとも変わってないねえ」などと当人同士しか通じない会話が交わされます。でも、互いに一足飛びにその時代に戻れる、マジックみたいに。