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冬の夕焼け

Posted by : よこさわ.

子供の頃、夕焼け空を見ると“明日もいい天気!”と思って、うれしくなったものだ。ところが大人になってからは、そうは思わなくなった。夏の夕暮れ時に夕焼け空を見ると“あ〜、明日も暑くなるんだ”と思ってうんざりする。夕暮れは秋が良いとされるように、確かに秋の夕焼け空は美しい。それだけじゃなく、このときの感覚が、子供の頃に感じた“明日もいい天気!”ってのに近い感じのような気がする。それで冬の夕焼けはというと、これが不思議となんにも感じない。“えっ、もうそんな時間?”って思うくらいだけだ。

冬枯れの銀杏の隙間から見える夕陽

冬枯れの銀杏の枝の隙間から見える夕陽

いつの季節の夕焼けも映像にしてしまえば、さほど変わらないだろう。それを見て美しいと思ったり、暑くなるんだと思ったりする。今の季節のように寒い時期は、夕焼けとは関係なく、早く暖かくなったらいいのに…、と思ったりするのだろう。お日様は変わらなくても、それを見ている自分が変わっているんですね。

今日は一年のうちで一番寒いとされる大寒でした。そんなとき見てしまった夕焼けは、たとえきれいであってもちょっとかわいそう。そうはいっても、“早く暖かくなったらいいのに…”が本音かな。

■コメント

ぱんじゃ :

冬の都会で見る夕陽は寒々しくてそんな気持ちになるんですね。最近、上町台地の夕陽ヶ丘は、昔はそこから大阪湾に沈む夕陽が美しく名所になったということを知りました。昔には、高台の崖下に波が打ち寄せていた。それで「なにわ」難波、浪速、の名前がつけられたのかなと思います。海に沈む夕陽は、人をなにかの想いにさそってくれます。

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