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聖地の空に響く「ホタルノ ヒカリ」

Posted by : sute.

9月18~20日の三連休、家に引きこもってテレビを見ていました。この時期にして、いまだ酷暑の中、さらに熱いのが聖地甲子園での阪神・巨人3連戦。しかもデイゲームのなかで、今年最高の入りで、お互い一歩も負けられない。見るほうにとっては最高、この時期に優勝争いのゲームを見れるなんて。結果は阪神の2勝1敗。半歩前に出たところ、これから最後までわからないレースになってほしい。
阪神の応援は日本一、いや世界一かも。私にとっては、やかまし過ぎて、もう阪神戦はテレビで観るもの。でも聖地甲子園は、あまりに素晴らしい野球場です。だから、春と夏には1回ずつ、ある意味、巡礼するんですよね。高校生たちの躍動を見に。
阪神の7回の風船とばしとか、みんな楽しそうにやってますね。でも私にとって、一番楽しみなのは、相手のピッチャーが交代するときの、トランペットをバックにした「蛍の光」、そして六甲おろしへと大合唱するあの定番である。マウンドを降りるピッチャーの背中が余計くやしそうで、見てて痛快で、ちょっと可哀想で…。
ところでこの「蛍の光」。昔から、こころから離れない、なぜか口をついて出てくる歌なんです。ネットで調べると、原曲はスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」作曲者不詳、歌詞は同国の詩人ロバート・バーンズで、現在に至るまで、特に年始、披露宴、誕生日などで歌われるそうだ。世界中多くの国で今日まで歌われてきている。
日本では「蛍の光」の原曲として知られる。韓国では「愛国歌」は、1948年の李承晩大統領による大統領令によって、現在の「愛国歌」になるまで、このメロディーが使われつづけた。そうだ、確かに高校生の頃だったかな、アボジ(父親)がそんなこと言ってたっけ。トンヘムルガ…歌詞と曲がどんぴしゃに合います。甲子園の夜空に響く「ホタルノ ヒカリ マドノ ユキ…」。今夜も耳に聞こえてきそうな感じがする。

通路から球場へ、目の前には鮮やかな緑の芝生、黒い土。

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