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通勤は運動会か?

Posted by : uema.

私の通勤は阪急宝塚線とJR環状線を利用している。ところが最近JRのダイヤが変わってしまった。今まで乗っていた8時59分発の環状線が京橋止めになってしまったのだ。会社に間に合うようにする為には1本前の電車に乗らなければならない。そのためには乗り換え時間を4分も縮めなければならない。約8分くらい掛かっていたものをその半分の4分にするのである。

そのための行動は、阪急梅田駅に電車が到着する直前から始まる。まず、到着寸前に右側の扉の好位置に歩み寄る。正規の乗客は左側扉から降りるのであるが、人ごみに紛れると自由に進めないからこの作戦をとる。終点となる梅田駅では、まず左側の扉が開いて、10秒位経ってから右側扉が開く。右側扉が開くやいなや20~30歩ダッシュで駆ける。右側ホームの神戸線から大勢の人が吐き出される前に素早く改札口に向かうのである。この時、駅構内のあちこちから流れる人の動きを読んで、ぶつからないように注意を払いながら動く。改札口を出ると、今度は下りのエスカレータに乗るのだが、2本あるエスカレータの、人が込み合っていない方を素早く選択して、エスカレータの左側を駆け下りる。

そして今度は飲食店街の通路を早足で歩きながら、突き当りの人の流れ具合から、その先の横断歩道が今、赤であるか青であるかを判断し、赤であれば今のうちにダッシュで横断歩道に向かい、青であれば既に多くの人が流れてしまっているので、一息つきながら歩く。横断歩道の信号待ちでも右端に位置取りし、青に変わったら直ちにダッシュしてJR大阪駅構内に入る。ここでは人々が縦横無尽に通行しているので、相手の動きを絶えず読みきり、スムーズに歩かねばならない。この先の改札口が最難関である。改札は3つあるが、前を行く人の顔ぶれも観察し、「ピンポ~ン」とやられないようにしなければならない。大概はうまくいくが、たまにうっかり気をぬいて歩いているとやられる事がある。例えそうなったとしても、ここであきらめるわけにはいかない。次の登りのエスカレータまで巧みに人並みをかわし、エスカレータが混み合っていると見れば階段を駆け上がる。これでようやく環状線のホームに到着である。ここまで来れば電車が見えるので、既に電車が入ってきていれば、またダッシュで乗り口に向かう。

なんとも疲れる通勤である。まるで運動会のようだと、自分でもあきれてしまう。

■コメント

bong :

それはいいですね。
毎朝、運動になるから、健康にもいいですよ。

この頃の私は運動不足です。

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