敬称色々
総務部の仕事に就いて早いもので1年が過ぎようとしています。
今の職場に就くまで特に気にしていなかったのですが、
敬称って色々あるんだなぁと気づきました。
日本では「○○様」と書きますよね。
韓国では手紙などの敬称では「○○貴下」と書きます。
調べてみると日本でも「貴下」を使うようですが
これは、手紙などの書面上で使うようです。
日本で使用する貴下の場合、
間違えていはいけないのは自分と同輩、もしくは後輩に
対して使うそうです
前回書いたブログの中で、近所の歯医者さんから
大きな病院へ紹介してもらった時、
紹介状を見ると、「主治医先生様 御机下」と書いてありました。
人の紹介状を机の下に(放って)置けとは、どういうことだ?!
と、なんとなくムカっとしましたが、
「私ごときの手紙なんか、机の下にでも放っておいてくだせぇ」という
お医者さんから相手のお医者さんに対する謙譲表現だそうです。
それにしても、
主治医…すでに役職(?)名
先生…敬称
様…敬称の重複
御…机下にたいする丁寧語(?)敬称の重複
机下…さらにまた敬称
どんなけ敬うねん!と1人ツッコミ。
よくわかんないですけど、お医者さんって
上下関係厳しい世界なんですね。
ちなみに、大きな病院から近所の歯医者さんへのお返事には
「○○先生 御侍史」と書いてありました。
これは、昔は貴族など役職の高い方には
侍史という側仕えの書き物をする人がいたそうです。
今で言う秘書でしょうか。
なので、これも
「いえいえ、あなた様に直接読んでもらおうなんて、恐れ多い。
あなた様の侍史…いえいえ侍史様(御侍史)と呼ばせてもらいます。
御侍史に変わりに読んもらってくだせぇ。」
と、まぁかなりの誇張はあるものの
相手に対して敬意をはらっている場合に使用するそうです。
敬称にも色々あるんですね。
総務部へ来てひとつ勉強になりました。
しかし、そのまえに自分の字の汚さをどうにかしたい、今日この頃…。
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