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今年の夏は、久しぶりに帰省した。

Posted by : よこさわ.

今年のお盆休みは、久しぶりに帰省した。13日〜15日まで、ちょっとした小旅行だ。都会の喧噪を忘れさせてくれるところでもある。そんな私の田舎は、観光でしか外部からの収入を得ることができない所なのに、都会からの観光客にもっとアピールしなければ、なんて思ってしまう。このすばらしい自然がいつまであるのか、地元の人々は考えないのだろうか?いや、考えてはいるけど、開発と存続の狭間を行き来しているのだろう。まずは今の生活があってのことですからね。

大阪駅、11番線ホーム。

しなの9号、長野行き

安曇野の風景、車窓から。

安曇野の風景、細野駅より。

花火大会1

花火大会2

以前は、お盆とお正月、結構マメに帰省していた。だが年をとると自然と足も遠のいてしまうのか、久しぶりの帰省だった。何年か前に大阪駅の11番線ホームが新しくなったとニュースで見たが、実際利用するのは今回が初だ。以前は暗いような壁が後ろにあって、いかにも田舎に行くんだというような雰囲気だった。でも新しくなったホームは、そんな雰囲気ではなく、楽しい旅行をするんだというような雰囲気に変わっていた。そういう配慮も必要なんでしょうね。

大阪駅8: 58発の「しなの9号」。この列車で松本まで行く。途中乗り換えなどなく、簡単なので、帰省するときはいつもこの列車を利用する。松本からは大糸線に乗り換えて信濃大町まで。この日はなぜか列車が5分程遅れていて、乗り継ぎに間に合わないかと思っていたけど、乗り継ぎの電車も遅らせて出発させてくれるというJRの配慮か、無事乗り継ぎもうまく行った。しばらくすると「安曇野」に入る。今回は会長のように、たくさん写真を撮ってみようと思っていたけど、電車が思いのほか混んでいてそうもできない。以前は4両編成の電車だったのに、今は2両編成の電車となっていた。しかも途中からはワンマンカー。地元の人たちは知っていても、都会から来る人たちは利用の仕方もままならないはずだ。運良く座れた車窓から少し写真を撮ってみる。あいにくの天気で、きれいな風景は望めない。それでも安曇野の象徴とも言える有明山が顔を出していた(安曇野の風景、真ん中の富士山のように山頂が平らに見える山)。それでも本来ならその左側に常念岳がきれいに見えているはずなのに…。他にも爺が岳や鹿島槍などの写真も撮ろうとしたけど、残念ながら雲に覆われていた。以前はこの辺りは水田が多く、この時期なら稲穂がそろそろ見えている頃だが、今はそれも少ない。減反で稲の代わりに豆畑が広がっていたり、白い花が見えたりしている。その白い花は蕎麦の花だ。

家に着くと一休みして、仏様を迎えにお墓参りに行く。お墓参りに行く途中、足下を横切ったカエルにびっくりするとおふくろに笑われた。子供の頃だったら考えられないことだ。お墓から戻ると樺(かんば)を焚いて家に入るのだが、そんなことも忘れている。曇り空から雨が落ち出した…。

今年は「ペルセウス座流星群」が活発になるかもしれないというニュースを見ていた。だから流星群をちょっと期待していたのだが、全くの期待はずれ。あいにくの雨で、二晩とも星空は全く見ることはできなかった。13日の夜は雨になり、ちょっと寒いくらいに感じて、聞いてみると台風の影響からか、ここに住んでいる人も寒いくらいだと言っていた。星を見ることはできなかったけど、代わりに近くの花火大会を見ることができた。

14日もお天気はよくなく、肌寒く感じる。しかし、15日は夏の暑さが戻って蒸し暑く感じた。家の庭を見ていると躑躅(ツツジ)の間から蛇が半分程姿を見せている。雨あがりのせいなのか、昼間家で蛇を見たのは高校生以来だ。そんなのを見ると今では足がすくんでしまう。アオダイショウは野鼠を退治してくれるからそっとしておけと言われた。今の大阪の生活では考えられないことだけど、ちょっとびっくりしてしまう。

久しぶりの帰省で、何年かぶりに田舎の雰囲気を味わった。以前大阪の友だちが、“田舎があるっていいね”って言っていたけど、本当にそうだと思う。今度帰省するのはいつになるのだろうか…。

■コメント

いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

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