ケイビーエス 社員ブログ

多言語『翻訳・DTP・印刷・WEB』 ケイビーエス株式会社 社員のブログです。

校正のコツ

Posted by : 呂咏鴻.

先月仕事が多かった。様々な種類の仕事に関わりました。多少疲れていましたが,これをきっかけに校正のコツがあるかな、勉強できたらいいなと思ったので、この間、中国のインターネットで校正のコツを調べて、次のような文章が出てきました。

 文字校对工作中,应积极提倡“哥顿法”

 校对工作看似一项简单、平凡的工作,对能力的要求不高,实则在出版印刷工作中发挥着极为重要的作用。它是一项相对比较枯燥,却又来不得半点马虎的工作,因为它是整个出版印刷服务流程中的最后一道“关口”,这道“关口”把不严,小则闹出笑话,影响文字内容和阅读,大则影响一项政策和规定的方向与执行效果,妨碍行动和工作的开展。

 从事文字工作的人大都也有同感,有时陌生的东西反而出现差错较少,而较为熟悉的东西却容易犯错。那么,怎样克服这种思维定势,更好地开展文字校对工作呢?笔者认为,管理学中的“哥顿法”值得提倡。“哥顿法”是管理学中管理决策创新思维方法中的一个,它是由美国学者哥顿发明的,其中的一个基本观点就是“变熟悉为陌生”,即抛开对事物性质原有的认识,在“零起点”上对事物进行重新认识,从而得出相应的结论。在文字校对工作中,也要提倡“变熟悉为陌生”,在校对时,把所有熟悉的东西当成陌生的东西,对每段话、每个字、每个标点符号都保持高度的警惕,带着疑问的心态,抱着学习的态度去校对,然后把“学”到的东西与自己所了解的情况相比较,看有无出入,这样就能跳出固有的思维定势,减少出错的可能,确保文字校对工作的质量。

私は以下のように訳します:

文字校正の仕事の中で、「ゴードン法(Gordon Method)」はおすすめ。

校正の仕事は簡単で平凡な仕事みたいで、知識に対する要求はそれほど高くはないが、実は出版・印刷の中で重大な役割を果たしている。これは比較的つまらないが少しだけでもうかつにはできない仕事だ。これは出版・印刷のプロセスの最後の「関所」というものだから。この「関所」は厳しくなければ、笑い話になってしまったり、読解に影響があったり、更に一つの施策や指令の執行の効果に関わって、行動と仕事の展開に妨害する恐れもあると言えるだろう。

文字関係の仕事に従事している人々はあるよく分からない内容にはミスが少ないが、それにたいして馴染んでいる内容にはミスが起こりやすい、と同感しているだろう。では、どうすればこのような思考パターンを克服し、文字校正の仕事を進めていくのか?MBAの中の「ゴードン法(Gordon Method)」は薦められている。「ゴードン法」はMBAの中で意思決定の思惟方法の一つとしてアメリカの学者・ウイリアム・ゴードン(William.J.J.Gordon)に開発されてたのだ。その基本的な観点の一つは「熟知を未知へ」の方法で、つまり、本来の物事の本質に対する認識を捨てて、初心者のように物事を改めて認識するという方法である。文字校正の仕事の中で、「熟知を未知へ」はおすすめの方法だと言われている。校正時、全ての馴染んでいるものを全く知らないものとして、全ての区切りにも文字にも句読点などの文章記号にも警戒心と疑問を持ちながら校正して、勉強したものを見ている情況と比較する。こうすれば固有の思考パターンを脱出して、ミスの出る可能性を減らして、文字校正の仕事の質を確保できる。

このような文章を読んだら本当に実感しましたね。外国語を母国語に翻訳したものの校正は言うまでありませんね。これからも「熟知を未知へ」という「ゴードン法」を使ってみましょうか。

■コメント

コメントはまだありません。

■コメントする

※メールアドレスが公開されることはありません。* が付いている欄は必須項目です。


▲このページのトップへ