ケイビーエス 社員ブログ

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久しぶりの一眼レフ

Posted by : uema.

今年の正月、長い間義父(妻の父・写真愛好家)に貸してあったキャノン社製の一眼レフカメラが帰ってきた。ここ20年くらいの間は、子どもたちの成長を残そうと、行事の度にビデオカメラやデジタルカメラを使ってきたので、その間一眼レフは殆んど用無し状態だった。子育ても一段落して、今やビデオカメラも全く使う事がなくなっているので、久しぶりに一眼レフの重いシャッター音が聞いてみたくなり、撮影の機会をうかがっていた。

1月に清水寺(初詣)、3月に京都御苑(梅)、4月の初旬に銀閣寺(桜)へと、一眼レフを持参して、色んな場所でシャッターを押した。ちょうど銀閣寺の大文字の大の字を背景にシャッターを押そうとした時に、36枚のフィルムを使い終わったので、フィルムを入れ替えようと巻き戻しにかかると、バリバリバリッといやな音がした。「何じゃコリャ」と、そっと蓋を開けてみるとフィルムがくしゃくしゃになって千切れかかっている。「どうなんの?」と家内、「あかんやろナァ、こうなったら」。それでも、さんざんポーズをとってモデルを気取ってきただけに、まだ何か言いたそうである。永いこと使っていなかったので、フィルムの入れ方も巻き戻しのやり方も自信を持って間違っていないとは言い切れない。気を取り直して、日向の中で新たなフィルムを装填する。そしてまた、あちこちでシャッターを押した。

やっとこのフィルムを使い終わって現像に出した。ずいぶん久しぶりなので、どんな具合に撮れているか非常に楽しみにしていた。ところがである、出来上がったものを見てみると、そのほとんどに変な光が入っていて、まともに写っているものは3枚ほどしかない。何ということであろうか。何ヶ月もかけて撮影したものがこの結果とは、我ながら無様極りない話である。

しかし、これで終わるわけにはいくまい。必ずリベンジしなければいけない。次こそはきっとまともな写真を撮るぞと気合を入れ直してみるものの、原因もはっきりしない状態ではまた失敗するかも知れないという思いも正直ある。いやいや、次こそきっと上手くいく。いかねばならない。いいや、必ずいって見せよう。

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