ケイビーエス 社員ブログ

多言語『翻訳・DTP・印刷・WEB』 ケイビーエス株式会社 社員のブログです。

今日のメッセージ

Posted by : 呂咏鴻.

新型コロナウイルス感染拡大以来、毎日はニュースや情報をチェックしています。あまりいい話はないですね。世界も国も社会も会社も個人も、本当に本当に大変ですね。今朝、日本人の友人と久しぶりにチャットをし近況について話をしました。あの日本人はこれまで上海に十年間滞在していました。日本に帰ってから現在大阪で日中国際交流や訪日観光事業について発信したり活躍しているようです。今日は新型コロナによって仕事や生活への影響についての話題をしたら、あの友人から以下のメッセージが届いてきました。(全文引用)

『私も仕事も会合も全部飛んでしまいました。 世界中みんな大変だから、仕方ないですね。 でも、必ず収束する時が来ます。そして、外国から入国できるようになったら、あっという間に中国の方は戻ってくると思います。実際、上海に住んでいる中国人の友人は「日本に行きたい!」って一生懸命我慢していました。 そうなると、呂さんのお仕事もまた忙しくなるんじゃないですか? 今は健康を第一に考えて過ごしましょう!』

新型コロナの不況の時期に、これを聞くと、ひとまずなんと夜明けの光がちょっと見えてきて励ましを感じました。その時はいつになるのか分からないのですが、皆さん、一緒に乗り越えるよう頑張りましょう。

 

 

WeChatPay初体験

Posted by : 呂咏鴻.

昨日晩御飯の後子どもを連れて家の近くでの散歩がてらローソンでWeChatPayで買い物をするのを試してみました。WeChatPayは中国人観光客のインバウンド向けのモバイル決済サービスです。AliPay(支付宝)と合わせて近年日本のたくさんの店で導入されているようです。2018年のWeChat(中国語で「微信」といい、中国版のLINEといわれている)の利用者は10億人以上です。中国では近年QRコード読み取りでのモバイル決済が急速に普及しているみたいです。仕事の中で「キャッシュレス」や「QRコード決済」や「ウェイチャット支払い」などの言葉も最近よく出て来ています。日本はこういう支払方法はまだ中国ほど普及していないし、自分自身は日本に長期居住する中国人なので、WeChatPayを使う必要はないです。

最近の晩御飯の後子連れの散歩はよく空手でズボンのポケットの中に携帯だけ入っているままで出かけたりしていましたが、子どもがコンビニに入ったら、いろいろな商品を見たら、私は、「パパお金持ってないよ、見るだけ、買わないよ」ってしか言えなかったのです。昨日は最初セブンイレブンに行きました。セブンイレブンは今年7月1日よりWeChatPayなどが利用可能になるらしいので、私は「ローソン行こうか、ローソンやったらWeChatPay使える、買ってみるか」って子供に言いました。3才の子どもは言葉の意味がわかったみたいで「ローソン行く」って返事してくれました。それから近くのローソンに行きました。ローソンでWeChatPayで子供の選んだアイスを買いました。これは、私が初めて観光客みたいにWeChatPayでの買い物を体験しました。まあ、実は、為替レートで換算されてWeChatPayの中に入っている人民元で日本のコンビニで消費したといっしょですね。(笑)

中国の故郷も多言語看板

Posted by : 呂咏鴻.

今回の十連休は私が久しぶりに里帰りをしました。故郷は中国江蘇省無錫市で日韓企業集積地と観光都市です。私は多言語翻訳に関する仕事をしているので帰省の同時に中国本場の言葉や表現や文字の使い方などの視察及び勉強を任務の一つとして留意してきました。故郷でも中英日韓四言語看板と標識が多数存在しています。日本の飲食店や日本風のグッズショップも増えてきています。飲み物の写真はタピオカミルクティーです。見てみたら、変な日本語や機械翻訳もありますね。皆さん、良かったら、写真を拡大して不自然な日本語訳を探してみてくださいね。最近、インバウンドが増えるにつれて、ネットでは日本の多言語翻訳(メニュー・看板など)には笑われるほどヤバい翻訳の例もよく話題に上げられていますが、結局、中国も同様です。中国でも日本語でも必ず優秀な語学の人材を欠かすことはないと思いますが、原因はやはりコストを節約してプロのネイティブ翻訳者にまかせて訳してもらわなかっただろうと思います。近年中国でもキャッシュレスのような人工知能の発展は速いですが、翻訳業界では人工知能が人に取って代わる時代はまだまだですね。

訪日観光客引き続き増加中

Posted by : 呂咏鴻.

今年に入ってから訪日観光客は引き続き増えつつありますね。個人的な感想ですが、日本の社会では多言語ガイドブックや冊子などは、繁体字版を作るのは簡体字版より多いと、ずっと感じています。(民間の日台親善だから?)昔台湾人はビザ免除なので訪日台湾人観光客は中国人より確かに多かったですが、近年中国人へのビザ緩和により変わっています。写真は先週友達がwechatで投稿したテレビ番組の写真です。このテレビ番組の画面で国と地域別の人数を見れば、繁体字を使う台湾+香港 まだまだ < 中国  ですね。

築城400年の尼崎城復元

Posted by : 呂咏鴻.

尼崎在住の私は昨日まち歩きで阪神尼崎駅前で開催された尼崎市民まつりに行って、ついてに、夕方ごろ、阪神尼崎の南へ復元工事中の尼崎城を見に行ってきました。ニュースを見てみたら、築城400年を迎える尼崎城の復元工事は10月に完成予定で、これから周辺整備を実施し、来春一般公開する予定だと言われています。今でもヨコから望んでいったら、とてもきれいな四重の天守閣ですね。尼崎の新しいランドマークとなるそうですね。

 

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一日も早く復旧しますように

Posted by : 呂咏鴻.

↑実は、僕は家族で6月16日(土曜日)に大阪府茨木市にある総持寺へ秘仏本尊千手観音を拝観しに行ってきたばかりなのですが。。。

↑行く前にFacebookで総持寺をフォローしてたから、昨日は情報が出ました。壊れましたか。。。本当に悲しい。かわいそう。本当にきれいでステキなお寺、すごく貴重な文化財ですけどね。。

大阪地下鉄→Osaka Metro

Posted by : 呂咏鴻.

今年4月1日から大阪市営地下鉄は民営化で新会社に移行し、愛称はOsaka Metroに決まったそうです。「海外の方が大阪を訪れたときに一目で分かってもらうため」(吉村市長が語る)、漢字とカタカナの「東京メトロ」と違い、英文表記にされます。この事情により最近の仕事には多言語の訳語の変更修正もありました。中国語の場合どうしようかと迷っていました。中国語は表意文字である漢字の言語なので、ルールとしては特殊な場合じゃなければなるべく音訳やローマ字化を避けますね。日本ではまだ決定したばかりで施行もこれからのことだし、公式サイトHPの外国語版もまだ出ていないみたいだし。中国国内のネットで確認してみたかったのですが、なかなか大阪市営地下鉄の宣伝紹介ばっかりでした。今日は、もう一回検索してみたら、中国の大手のポータルサイト(搜狐)のニュースが見つかりました。(http://www.sohu.com/a/219731715_345405)

やはりローマ 「Osaka Metro」で紹介されていますね。正直に言って、中国の一般の方々はOsaka Metroを一見して、すぐあれは地下鉄のことってわかるのか疑い、悩んでいました。私も一度昔日本語を一緒に習って近年よく日本に来たりしている同級生に「Osaka Metroってどんなものかわかる?」ってテストしてみました。さっぱり分からず反応できない人もいました。東京メトロのHPの中国語版では「东京Metro地铁」と訳されています。漢字「地铁」(地下鉄の意味)が付きますね。

現在、仕事の中でも訳語は英語表記Osaka Metroを使用されるみたいですね。いま中国の大手ポータルサイトおよび仕事の中で使われる訳語もOsaka Metroですので、多少違和感があるにもかかわらず、今後、私自分を含めて中国の方々に慣れてもらうように頑張りましょうね。

Posted by : 呂咏鴻.

最近、中国メディアなどによると、東部沿海江蘇省塩城市の港で8月31日、1000トンの砂糖を密輸するため中国船籍の船に偽装したパナマ船籍の貨物船が摘発されました。船首の船名の「大慶」(簡体字で「大庆」と書く)の文字がひっくり返った状態で印字されたほか、船長は税関によって署名された文書を提出できなかったため、密輸事件であることが確認されました。外国籍船員は元船名をカバーするためにラッカーを吹きつけたときに枠板を逆にしてしくじったそうです。 ある報道記事の文末、1000トンの密輸さえしているのに、文字をネイティブに見てもらうコストをそんなに節約する?、と皮肉に論じているようです。

そうですね。前回投稿した「日本の飲食店の爆笑・恐怖な外国語メニュー」と同じように、外国語関係の仕事は始動する前に、ネイティブに任せて見てもらったほうが必要ですね。勿論、密輸の仕事を賛成しませんよ。(笑)

怖い翻訳

Posted by : 呂咏鴻.

最近、中国のインスタントメッセンジャーアプリであるwechat(中国版ライン)公式アカウントで一つの文章が発表されました。リンクは以下です。興味があれば開いてご覧くださいね。写真が多いです。

http://mp.weixin.qq.com/s/IuxOIhAsCevciSSBAm9Gng

タイトルはちょっと長いですが、「日本のあるレストランの作った中文メニューは中国人客が見たら怖すぎて食べたくなくなって逃げてしまった」という意味です。見てみれば、私も涙が止まらないほど爆笑しました。この文章の最初は、「日本へ旅行する中国人がますます多くなっています。たくさんの日本のレストランは中文メニューを用意していますが、一部の店は直接「Google Translate」などの翻訳を使用した結果、笑い転げるほどおかしい中国語訳で、オーダーする勇気がなくなりました。」、と述べています。それ以下は全部写真およびユーモアで皮肉なコメントです。

次は、リンクの中の数例を挙げて説明させていただきます。

文章の最初に挙げられていた例は、大阪市の黒門市場の例です。

▲天とじ丼→天堂碗翻转。わけがわかりません。たぶん天は天堂かな、他はどういうつながりなのかよくわかりません。Google翻訳で確認してみたところ、確かにそう出てきました。OMG!天堂碗翻转、無理矢理に直訳すると、意味は、天国の椀は覆します。何なんですか。 この看板にあるほかもいろいろ変な翻訳がありますね。月見は名月を鑑賞するという意味で訳されてます。山かけとか、(訳語の意味は「山の芋、誇るべきだ」)、どう考えてもなかなかその訳語と日本語のつながりが解明できませんでした。

▲これは東京にある店だそうです。日本語原文はないですが、中国語を見れば、「豚肉大腸がん」です。がん(癌)!わけがりわからないです。食べる勇気があるのか?OMG!

▲スパム焼き→烤垃圾。スパムという単語、インターネットで直接自動翻訳で調べたら、迷惑メールという意味合いが出てきます。「迷惑メール」は中国語で「垃圾邮件」です。「垃圾」はゴミという意味です。「~焼き」は「烤~」で間違いないですが、そのままつなげて最後の「メール」という意味の「邮件」を省略して以上の訳に作られました。「烤垃圾」は「ゴミ焼き」という意味になってしまったのです。OMG。このWeChat文章の作者は「質問、燃えるゴミか燃えないゴミか?」ってコメントしています。(爆笑)

▲ホルモン炒め→把激素烧掉。これも近年ヤフーニュースで変な翻訳の例として取り上げられ報道されたことがあります。中国語の「激素」とは「ホルモン剤」または「性ホルモン」の「ホルモン」を意味しているのです。確かに「ホルモン」という単語は最初来日したばかりの外国人にとってよく誤解する面白い単語です。そして、「烧掉」という動詞について、なぜ「掉」に訳されたのか、どうしても連想できませんでした。「動詞+掉」は、中国語文法で補助動詞として、日本語の「~てしまう」に相当します。何回か見てみたら、ようやくわかったのです。日本語は「炒め」です。料理名は、「炒める」の語尾「る」がなくなったので、たぶん翻訳は強い命令形「ホルモンを炒め!」として認識されてしまったのですからね。さすがに機械翻訳の処理ですね。さらに、動詞「炒め」→「烧」の訳し方もおかしいですし。このメニューに載っている中国語「把激素烧掉」は、直訳すると、「ホルモン(分泌される化学物質)を燃やしてしまえ!」です。(爆笑)

▲ジャンボ豚串→伟大猪肉串。ジャンボを「伟大」に訳されたのか。「伟大」は「偉大」の簡体字で日本語と同じ意味です。文章の作者も、もしかしてこれを食べたら光栄だと思えるの?とコメントしています。(笑)

▲うずら玉子→鶉雞蛋。直接辞書を開くと、うずら→鶉、玉子→雞蛋。問題は「玉子」という単語です。「玉子」は普通、鶏の卵を指すことが多いですが、具体的にどんな動物かを言う場合、その動物の卵を指します。鶉雞蛋?ってうずらと鶏の交雑なのでしょうか?(笑)怖いですね。

他にもいろいろありますね。以上は日本人に対して訳しやすく説明しやすい数例でした。これらは明らかに人間の頭脳による翻訳ではなかったのです。機械翻訳はダメだっとは言っても、このようなクオリティの例は本当に笑われすぎてヤバイですよ。料理の翻訳は特に難しいし、そして、今、日本料理は中国で結構流行っているようで、たくさんの定番料理や食材名は決まっている中国語の言い方、更に従来と違って新しい訳し方も馴染まれて定着しているようです。本当に機械翻訳はおススメできません。

このWeChat公式アカウント文章の文末に、「店主、これぐらいのコストはやっぱりかけるべきだよ。」とまとめています。KBSの高社長が2017年社内報『ナルゲ』の文章で、人工知能や機械翻訳が急速に発展していますが、「今後翻訳の分野においても人間の仕事が機械に取って代わっていくのか。答えは『否』である。」、と論じています。確かにその通りだと思っています。

 

 

 

大阪府鉄道新設中か

Posted by : 呂咏鴻.

久しぶりに投稿をさせていただきます。今日Wechat(中国版ライン)の友達ネットワークの中でニュースフォトを見ました。JRおおさか東線新設駅西吹田駅(仮)でした。関西路線図などの仕事をしており鉄道に興味がある私は全然知りませんでした。びっくりするほど初めて知りました。調べてみましたら、本当にあります。以下のようです。

大阪から放射状に延びる既設の鉄道路線を連絡する目的で、東海道本線の吹田駅から放出駅を経て関西本線の八尾駅に至る片町線の貨物支線である城東貨物線を旅客線化し、完成後は、新大阪駅から久宝寺駅を結ぶおおさか東線(正式名称決定までの仮称は大阪外環状線)として、西日本旅客鉄道が第二鉄道事業者として運営、大阪外環状鉄道は第三種鉄道事業者として施設を保有する。2019年(平成31年)春ごろ – おおさか東線 新大阪 – 放出間開業、全線開通予定。(Wikipediaより)

しかも大阪外環状線(仮)という。毎日JR大阪環状線を利用して通勤する私は興味深いですね。まあ、利用しないですけど、将来路線図変更による仕事も増えるかなと思いますね。

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↑ Wechat友達のニュースフォト西吹田駅(仮)(朝日新聞中国語HPより)

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↑ 建設中のJR大阪外環状線(仮)路線図

 

 

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