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中国人観光客殺到、「京都陥落」

Posted by : 呂咏鴻.

20150406150644_S70K 20150406150714_rrnd 20150406150746_zEuV←上海の朝刊「新闻晨报」に載った写真

そろそろお花見の季節は終わりますね。最近、出かけると、至る所中国人観光客だらけですね。上の写真は先週週末の上海市地方朝刊「新闻晨报」に載った新聞記事の写真です。そして中国国内の多数のメディアとインターネットに転載されました。中国語のタイトルは「这真是日本?——清明节期间京都“沦陷”   中国游客挤爆清水寺景区」です。日本語に訳すと、「ここは本当に日本なのか?--清明節に京都は『陥落』 中国人観光客は京都清水寺地区に大挙押し寄せる」です。(清明節休暇(4月4~6日の3連休)、清明節(4月5日)は中国のお墓参りの祝日です。沖縄でも同じこの時期だそうです。)

実は、円安とビザ緩和によって、旧正月から、中国人観光客が殺到しました。旧正月の次は、お花見シーズン(ちょうど中国国内の清明節連休)、このような状態はたぶん中国の5月1日メイデーGWまで続いていくだろうと聞きました。旧正月だけで45万人の中国人が日本に入国し、60億人民元(1140億円)を消費したそうです。前年より激増しました。先月日本へお花見をする中国人観光客が急増したため上海日本領事館のビザの用紙が不足するというニュースがありました。さすがに、最近東京や大阪の各ホテルはベッド数が足りなくなったそうです。上の三枚目の写真はあるホテルの写真です。(笑) いろいろな報道と統計数字を見れば、たぶん今年の日本の旅行業界は予想より早く目標を達成したと見込まれていますね。もう一つ面白いことは、中国人観光客が日本へ殺到したことによって、新しい言葉も出て来ているようです。例えば、爆買い、爆宿、爆花見・・・

中国のネット上ではこの現象に対して色々な論点が出ていますが、その中の一つとして、「俺たち庶民とは関係ない話。海外旅行そしてそれほどの消費できるのは一部の裕福な人だけ」というのが挙げられています。それは本当に確かに過言ではないです。

でも・・・いいことですね。来てほしいですね。(笑)

 

■コメント

bangja :

客室いっぱいのふとんは、修学旅行を思い出しますね。
何十年前は、日本の「ノーキョー(農協)」の団体が世界の観光地にツアーででかけ、お土産を買う姿がありました。これからも貧しかった国が経済力がアップすると、やはり憧れの観光地に旅行します。似たような光景がみられるでしょう。どんどん来てほしいですね。

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